日蓮正宗 東海山 本覚寺

日蓮正宗東海山本覚寺

創価学会について

♦日蓮正宗本覚寺は、創価学会のお寺ではありません!

「ああ・・・あそこのお寺、創価学会のお寺だよね!」ということをよく云われ、また耳にします。しかし、これはあまりにも認識不足の発言です。
日蓮正宗には、創価学会のお寺など、どこにもありません。

♦創価学会の皆様へ

 創価学会を縁として、大聖人の教えに巡り合ったが、会合では幹部から「お寺に行く必要はない。会館に行けばいい」更に「学会こそ仏意仏勅の団体である」と言われ、周りの学会員は皆、「池田先生」「池田先生」と崇める組織の中で、そうなのか?と自分自身に言い聞かせて来たが、心のどこかに「本当にこれでいいのか?」と、スッキリしないものを抱えてきた。

 そんな気持ちをどこかに持ちながら、いまだ創価学会に所属し活動されている方々、また所属はしているが会合などの活動はしていないという創価学会員の方、今一度良くお考え下さい!

 創価学会が日蓮正宗から破門されるまでは、池田名誉会長は、日蓮正宗の在家信徒団体の代表者に過ぎなかったはずです。しかし創価学会の幹部達には、ひたすら池田大作を礼賛するよう指導されてきたはずです。こんなおかしな環境、また、どう考えても大聖人が仰せの広宣流布とはかけ離れた選挙活動や、信心のバロメーターとされる「聖教新聞」の重複購読、広布基金などに対する違和感は年を追うごとに膨らみ、次第に学会活動から距離を置くようになってしまったという方も実に多いのではないでしょうか。

 宗門は創価学会に対し、種々の面から教導をして参りましたが、現在でも悪口雑言(あっくぞうごん)などを、信じがたい大謗法の言動を繰り返し続けております。宗門による慈悲の上からの教導を無視し続けた創価学会は、ついには平成3年11月に破門されるに至りました。「こんな組織に付いていては、謗法与同罪を犯すことになり、幸せになど決してなれないし、まして成仏など絶対に叶わない。学会はもうこれで終わった!」と脱会を決意し、正法を求めてお寺の所属となった方が大勢おります。

 地区の幹部に脱会の意志を伝えると、幹部や婦人部がすぐに家に押しかけて来て「仏法は勝負だ!」「学会をやめると地獄に堕ちるぞ!」等々と、わめきちらし、その狂気の姿を見て自分は決して間違っていなかったと、改めて脱会を確信した方も多かったはずです。入信の縁となった創価学会に執着することなく、池田大作をはじめ幹部に惑わされることなく、脱会の意志を持てたのは、やはり「唯授一人の血脈(けちみゃく)への尊崇」にあると言えるのではないでしょうか。宗祖日蓮大聖人以来、「唯授一人血脈付法」が歴然と存すが故に、昭和・平成という時代に創価学会員は、この正法に巡り会うことが出来たのです。いち信徒団体である創価学会の代表者に過ぎない池田大作ごときが、唯授一人の御法主上人に弓を引くなどは驚天動地の所行であり大謗法である事に、多くの学会員は気付いてはいても、今までの様々なしがらみから、抜けたくても抜けることが出来ない、歳をとり一人暮らしをする中で、今まで生活面で世話をしてくれていた方がいなくなってしまうという不安感から脱会したくて踏み切れないという方が実に多いようであります。

 事ここに至って「宗門と学会のどちらが正しいのか」など、悩む必要などどこにも無いはずです。創価学会の信心などと言うものは最初からどこにも無いのです。私達が幸せになる為にはじめた信心、信すべき仏法は日蓮大聖人の教え、いわゆる日蓮正宗の信心であります。そして幸せになる為に祈った御本尊は、総本山大石寺に御安置されている本門戒壇の大御本尊であったはずです。

 創価学会では「御本尊は幸福製造機」だの「宇宙のリズム」だのと指導し、更には「池田先生に呼吸を合わせるように唱題しましょう」など、大聖人の仏法とはまったくかけ離れた、おかしな指導の下で信心をして来たから、まともな歓喜などあるはずがありません。 脱会した方々は学会時代には感じることのできなかった無量の功徳が、間違いなくここにあると実感しています。だからこそ、いまだ学会に執着している人が残念でならないのです。中でも「先生が地獄に堕ちるなら自分もいっしょに堕ちる」と豪語し、今もなお宗門と御法主上人猊下を誹謗中傷するような、救いようのない学会員は、必ず臨終に臨んで自身の謗法罪障の果報を身をもって思い知ることでしょう。

 大聖人様は、人間として生まれることは希であり、更に成仏できる真実の教えに値うことの難しさ、一生涯正しく信心を持続することの難さ、多くの悪縁を克服する処に人の一生成仏があることを『御書』の随処に御指南であります。残念ですが一度、無間地獄に堕ちて辛い苦しい境界の中で、遠い未来世に於いて、今度こそ正法に巡り合い、一生涯、正しい信心を貫き通して救われる事を祈るだけです。ただ現在の学会に疑問を感じつつも、謗法与同の恐ろしさに、いまだ気付かずにいる人や、脱会したいけれども周囲の状況から困難である人、あるいは組織の人間関係のしがらみや情にほだされて抜けられずにいる人、更には強引に入会させられて困っている人等にとっては、少なからず「脱会を真剣に考える」一助となってほしいと願っております。

 本門戒壇の大御本尊様は、決して皆さんを見捨てたりはしません。正しい信心を乞い願い、これまでのあやまち、謗法を深く反省懺悔(さんげ)し、お寺の門を叩くならば、いつでも大慈大悲に浴することが出来ます。

 どうぞ勇気を持ってください。そして私達と共に日蓮大聖人の教えを、正しく信じ実践して参りましょう。心ある学会員の皆さんが、一日も早く信仰の寸心を改め、正しい信心に帰依されることを切に念願致します。

 

♦日蓮正宗と創価学会との関係

 日蓮正宗は、宗祖日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、700年の歴史と伝統を持つ正系の宗教団体です。
 創価学会は、初め創価教育学会として昭和5年に発足し、その後日蓮正宗信徒の団体となり、昭和20年、創価学会として再建しました。ですから個々の創価学会員は、学会員である前に、まず日蓮正宗の信徒なのであります。
 よって創価学会は、宗旨の根本に絶対的に帰依し、御法主上人の教導に従って、日蓮正宗信徒団体としての本分を守らなければなりません。
 創価学会初代牧ロ常三郎氏は、昭和3年、法華講員であり常在寺信徒であった三谷素啓氏に折伏され、日蓮正宗へ入信しました。
 第2代戸田城聖氏も牧口氏の勧めによって三谷氏に会い、折伏され入信しました。
 牧口常三郎氏について、創価学会発行の『仏教哲学大辞典』には、「昭和3年58歳の頃、不思議な縁により日蓮正宗信徒三谷素啓の折伏を受けて入信」(初版・5−682頁)とあり、『創価学会42年史』には、「戸田城聖も、牧口の入信後、すすめられるままに、三谷に会い、その話を聞いて入信した。彼28歳の時である」(26頁)と記述されています。
 創価学会は日蓮正宗の信徒であった牧口常三郎氏を中心に、昭和12年5月「創価教育学会」を発足し、2代会長・戸田城聖氏は創価学会が「宗教法人」を取得する際、宗門に対して、

1.折伏した人は信徒として各寺院に所属させること。
2.当山の教義を守ること。
3.三宝(仏・法・僧)を守ること。

(聖教新聞・昭和26年12月20日付)との、三原則を遵守することを約束しました。
 その後、3代会長池田大作は、同会が数百万世帯の大組織となり、昭和47年に正本堂が建立される頃から、宗門の伝統法義を逸脱する言動が表面化してきました。これに対し総本山第66世日達上人は、数々の逸脱行為を犯した創価学会を厳しく諌められ、当時の会長池田大作氏が反省の態度をみせたため、今後は学会が信徒団体として正しく歩むことを条件にこの問題を収束されました。
 その後、北条浩氏、秋谷栄之助氏が4代・5代会長に就任した創価学会は、日蓮正宗の信徒団体として歩んでいるように見えました。ところが平成2年11月16日、当時法華講総講頭にして創価学会名誉会長であった池田大作は、突如として御法主日顕上人を誹謗・中傷するスピーチを行ったのです。このことは、過去の反省を反故にする信仰上の重大な誤りを犯したことになるのです。
 これに対し、宗門は再三訓告を与えました。しかしながら一向に改めること無く、却って機関誌を使い、さらには実力行使をして宗門を誹謗・中傷し続けたため、平成3年11月28日、創価学会は破門処分となったのです。ただし、この時点においては信徒団体である組織としての破門であり、個人の信徒資格はそのまま認めていました。そして創価学会の組織破門から7年後、平成9年12月1日をもって、破門された宗団である創価学会に籍を置く人は、日蓮正宗の信徒資格を喪失する旨を学会員に通告しました。ここにおいて創価学会員は日蓮正宗と全く無関係な謗法団体となり、現在に至っているのです。

 

♦創価学会の本来の使命

牧口常三郎氏
「大善生活が、いかにして吾々の如(ごと)きものに百発百中の法則として実証されるに到ったか。それには、仏教の極意たる妙法の日蓮正宗大石寺にのみ正しく伝はる唯一の秘法があることを知らねばならぬ」(大善生活実証録 第四回総会報告13頁) 
 

戸田城聖氏
「日蓮大聖人様から六百余年、法灯(ほうとう)連綿(れんめん)と正しくつづいた宗教が日蓮正宗である」 (戸田城聖全集 3−111頁)
「私たちは無知な人々をみちびく車屋である。迷っている人があれば、車に乗せて大御本尊様の御もとへ案内していくのが、学会の唯一の使命である」(戸田城聖全集 3−113頁) 

池田大作第三代会長
「わが創価学会は、日蓮正宗の信者の団体であります。したがって、私どもは、大御本尊様にお仕え申し上げ、御法主上人猊下に御奉公申し上げることが、学会の根本精神であると信じます」
(昭和35年5月3日会長就任挨拶 大白蓮華昭和35年6月号7頁)

♦日蓮正宗の教義に背反した創価学会
 平成2年以降、創価学会は本来の使命と目的から大きく逸脱して、御法主上人および日蓮正宗をあらゆる手段を用いて攻撃し、本宗伝統の血脈(けちみゃく)相伝による下種仏法、化儀化法、信仰にも著しく背反したのです。
 日蓮正宗は創価学会に対して再三にわたり教導しましたが、創価学会はこれを無視し、一片の反省懺悔もないまま、ますます誹謗(ひぼう)・攻撃を加えたため、平成3年11月に日蓮正宗から破門されました。
 これによって創価学会は、日蓮大聖人の仏法から離れ、日蓮正宗の信徒団体ではなくなってしまいました。したがって、正法の血脈も流れ通わなくなり、御本尊の功徳も顕れなくなったのです。
 このような創価学会に所属するかぎり、成仏は絶対にできません。
自身や家族の成仏のため、人生に悔いを残さないためにも、日蓮正宗寺院に詣でて僧侶の話を聞き、一日も早く日蓮正宗信徒となって、清々しく総本山大石寺に登山されますよう切に念願いたします。

                                     (日蓮正宗リーフレットより転載)